ひつじは白番

旅先で囲碁が打ちたくて。2017年12月22日から打ち始めて現在五段

第43期名人戦第7局 封じ手予想

いよいよ最終章ですね。井山さんがもの凄いパワーを発揮して優勢なのかなと思います。プロから見ればまだまだ分からない状況なんでしょうけどね。

 

さて、恒例の封じ手予想ですが、何回もやるとだんだんと思考方法が練れてきますね。張栩さんの封じ手で、白番の72手目です。

 

まずは、自分の弱い石を探してみると、まず中央の2子ですね。これが一番弱い。

 

次に目につくのが左下隅ですね。ただ、白の縦並びの3子は強い黒石にくっついてるので捨ててもいいと思えば、それほど弱くもないのかなと。なので、補強の第一候補は中央の白2子。

 

でも、中央を補強してもなんか黒に響かない感じなんですよね。

 

ということで、自分の弱い石よりも相手の弱い石に目をつけることに。右辺中央の黒1子と左辺中央の黒2子です。

 

右辺中央の黒1子を狙う場合

白を16の7に打ちます。これで右辺の黒を分断して、さらに右下隅の黒一団をも射程に入れます。

 

左辺中央の黒2子を狙う場合

白を5の13に打ちます(黒69の2路下)。これで黒2子を取りに行って、左下隅の黒と分断します。仮に分断できなくても、この後、5の14に白を打てば白いい感じです。

 

で、結論は5の13にします。黒にとってはこっちのほうが辛いでしょう、きっと。

 

PS: 正解は5の12でした。ほぼ当たり〜。

 

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