ひつじは白番

旅先で囲碁が打ちたくて。2017年12月22日から打ち始めて現在五段

囲碁十訣 できてないのは?

最近、囲碁を打ててないので、相手の石が多いところへの打ち方を研究しています(「敵の陣地はこう減らせ!」を読んでます)。でも、技術的な要素が強い気がして、もっと本質的なところを追求したいなと思っていたら囲碁十訣を発見。あの本因坊秀策も座右の銘としていたみたいですね。

 

一つずつ検討してみました。

 

不得貪勝(貪らば勝ちを得ず)。欲張ると勝てないよ。相手にどこをあげるかを考えて打ってるので、出来てると思います。

 

入界宜緩(界に入らば宜しく緩なるべし)。相手の勢力圏では無理しちゃだめ。相手の石数が多いところでもあまり気にせず打っていたので、これはチェック。

 

攻彼顧我(彼を攻むるには我を顧みよ)。相手を攻めるときは自分の弱点を確認。前までは自分の弱点を補強せずに攻めに行ってましたが、最近は出来るようになってきてます。

 

棄子争先(子を棄て先を争へ)。石を棄てても先手を取れ。これも意識してやれてきてます。

 

捨小就大(小を捨て大に就け)。小さい利益を捨てて大きい利益を。石の方向として、発展性のある方に打つことを心がけているのでとりあえずはOK。

 

逢危須棄(危うきに逢はば須らく棄つべし)。危機に遭ったとき、すべきことは捨て。石を下手に守ると他の部分が痛む、これは意識してますね。

 

慎勿軽速(慎んで軽速なるなかれ)。軽率に打ってはなりません。相手がアレっと思うような変な手を打ったときは少し考えるようにしてます。

 

動須相応(動かば須らく相応すべし)。相手が動いたら機敏に対応。結構当たり前だと思うんですが。何かもっと深い意図があるのかもしれませんが、今のところは分からないですね。

 

彼強自保(彼強ければ自ら保て)。相手が強いところでは保身。相手の厚みには近づくな、とほぼ同じですかね。

 

勢孤取和(勢い孤ならば和を取れ)。孤立したら守り。まあ当然かなと。

 

ということで、"入界宜緩" を意識します〜。

 

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